東海道リート投資法人の新投資口発行及び投資口売出しに関する感想

2023/1/17に東海道リート投資法人の新投資口発行及び投資口売出しのニュースリリースがあったので関連して記事を書きます。

 

 

背景

 

特定の地域に限定して不動産に投資するタイプの地域特化型リートとしては
福岡リート投資法人 (2005年6月上場)
・阪急阪神リート投資法人(2005年10月上場)
があったが、3番目に2021年6月に東海道リート投資法人が上場しています。リート投資法人は役員はいるけど、従業員もいなくて資産運用会社に実際の運営は外部委託しているので、まずは資産運用会社の資本構成を調べてみました。阪急阪神リート投資法人の資産運用株式会社の阪急阪神リート投信株式会社は、阪急阪神不動産株式会社が100%なので面白くないので東海道リート投資法人福岡リート投資法人とで比較してみました。なお、東急リアル・エステート投資法人も東急沿線の地域特化型では?ともいえそうですが、東京は除外するようです。

 

東海道リート投資法人福岡リート投資法人との比較

東海道リートと福岡リートの資産運用会社の資本構成

東海道リートと福岡リートの資産運用会社の資本構成

感想

東海道リート投資法人の方が、物流重視の資本構成になっている。
・新興リートは、利益超過分配金で分配金を水増しする傾向があるように感じていましたが東海道リート投資法人は利益超過分配金を出していないのは好感がもてる。
・投資口売出しのニュースリリースで本日116,500円の安値をつけたがその後全体の地合いで上がった様に思えるが、投資口売出しのタイミングで再度価格が下がるのか?が気になります。